テント倉庫でも基礎工事が必要!工事のタイプを説明します!
テント倉庫の基礎工事も建築確認検査の対象!
テント倉庫は軽量鉄骨の枠組みにシート生地を張るだけで完成するので、その設置の容易さやスピーディーさ、あるいはコストの安さなど、数々のメリットがあることで知られます。このため業種を問わず、様々な分野で活用されているのが現状です。とはいえ、国土交通省の通達ではテント倉庫を「建築物」と見なしているため、もし設置するのであれば、特定の行政官庁や民間の建築確認検査機関などへ、建築基準法に基づいた建築確認申請をするのが原則です。検査をパスするには、テント倉庫のサイズや形状あるいは用途など、あらかじめ定められた細かい条件をクリアしなければなりません。もちろんその条件に基礎工事が含まれるのは、言うまでもないでしょう。
テント倉庫の基礎工事には様々な方法がある!
テント倉庫の基礎工事には大きく分けて、直接基礎と杭基礎の2つの工法があります。前者はさらに、独立基礎と布基礎そしてベタ基礎に分類することができます。直接基礎はその名称の通り、地盤に直接基礎を施す工法です。この基礎工事では比較的安定した地盤が必要になるので、地盤の硬い平地に採用されるケースが少なくありません。同時に建物の重量を分散させる工夫も、この工法では必要になります。例えば独立基礎と布基礎では、あえて基部の幅広いフーチングを使用したり、ベタ基礎でも頑丈な鉄筋コンクリートを敷いて、建物全体の重さを支えます。その一方で後者の杭基礎であれば、軟弱な地盤にも採用することが可能です。この工法では地面に打ち込んだ杭にフーチングを組み合わせて、建物の安定性を目指します。テント倉庫は用途が幅広くあらゆるシーンで活用されているので、杭基礎のニーズも高い傾向があります。
3PLとは、Third Party Logistics(サードパーティー・ロジスティクス)の略で、企業の物流部門を外部の第三者企業に委託する業態のことを指します。